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2014年6月15日 苦行のナタール移動

長い夜でした。
最悪な体調の中、昨晩の場所で寝る事もトライしながらも寝られず、
ベンチにもたれたり、寒いので外に出たりして、ただ始発を待つのみ。
最悪な試合結果を引き摺りながら、結局一睡も出来ずに。

そしてようやく始発の時間になり、メトロに乗ってバスターミナルへ。
ターミナルに着いたらとにかく何か腹に入れないといけないと思い、
少しでも入れやすいスープを。細切れのパスタが入ってました。
DSC_1491.jpg

バスの搭乗を待っていると、後ろからブラジル人に肩をたたかれ、
ジーンズの後ろのポケットから、現金がはみ出てるぞ、と注意されました。
意識朦朧とした中で手で確認すると、確かにリスク管理で分散化していた金が。
もうリスクを管理できる状態でもなく、とにかくしまい込みます。

バスに乗り込み、隣の兄ちゃんがにこやかに挨拶してきても、
そこで会話などする余裕もなく、挨拶だけ交わし、とにかく着込み、
それでも今までよりは遙かに恵まれている環境で、寝ます。
寝付けなくともただ、頑張って目を閉じます。
DSC_1492.jpg

3 時間ほど経って目を覚ますと、体にものすごい熱を感じます。
経験上、これは 39 度後半、へたすると 40 度を超えてるレベル。
寝ると回復する過程に入り、その過程で起きたという感じです。
頭がボーッとしたまま、ナタール到着。

ターミナルで、宿泊地であるポンタネグラ行きのバスの番号を確認。
外にあるバス停に行き、そのバスを待ちます。
が、待てど暮らせど来ません。
そうこうしてる内にスイスvsエクアドルが始まってしまいました。
これをちゃんと観られるように始発を予約したんですが、
今更この状態でこのカードなんぞどうでもよく、
そんな事より空港での時間潰しの時間が短く済んだ方に意味を見出してしまうレベル。
なのでその試合はどうでも良くて、とにかくバスが来る方が大事なわけです。

しかし一向に来ない。

一時間半待っても来ず、私の前で同じポンタネグラ行きを待つツーリストが、
なにやらざわめきながらバス停を離れ始めます。
何かと思って確認すると、バスはここに来るかどうかわからず、
近くの交差点付近に人が集まっていて、大体そこからバスに乗る感じらしく、
そこへ移動していくとの事。

ここで待っていても埒があかないので、私も移動する事に。

そこではたくさんのツーリストが、それぞれ多方面の目的地を目指し、
何の確かな情報も無くローカルの口コミだけで集まっていました。
中にはポンタネグラ方面に行く西洋人も多く、タクシーのシェアなど募っていました。
私も誘われたりしましたが、厳密にはポンタネグラではなく、方角も違っていたので、
こんな状態なのにお断り。
ホントはタクシーに乗っても全然いいレベル、というか乗るべきレベルなんですが。

その状況でスマホの Google map で経路検索が何故か出来ず、
パソコンなら出来たと思いながらも、治安が悪いとされているバスターミナル周辺で、
繋がるかもわからないテザリングでパソコン広げて作業も避けたい所。

そんな時に日本人のおじさんと、そこで知り合った中国人日本語話者が現れました。
中国人の彼の iPhone で経路検索が出来ていて、彼らは乗る番号とルートが決まってました。
彼は私の状況を聞いて、彼らと同じルートで途中下車し、乗り換えて、
ポンタネグラに向かうバスを検索してくれました。
その場まで一緒に行きましょうという事になり、親切な彼のお言葉に甘える事に。

乗り換えの地点で教えてくれて下車し、フラフラと乗り換えのバス停まで。
しばらく、言われていた番号を待っていたのですが、その内行き先にバッチリと、
PONTA NEGRA と書いてあるバスが来たのでとりあえず止めて、
運ちゃんに確認したら、行く、と。すかさず乗り込みます。

途中スタジアムなど横切りながらナタールの街を走り抜けます。
だがそんな景色など見る余裕無く、気づいたらポンタネグラ到着。
がしかし予約している宿までは結構あります。2 ~ 3 km 程あります。
ですがウダウダやってるのも嫌なので、体調悪くても荷物持って歩きます。

実はこの宿、予約サイトの地図で示されていた場所が全然違っていて、
バンコクで散々、ストリートビューであらかじめ迷子になっていた場所です。
その結果、それらしき目星はつけていたので、とにかくそこに向かいます。

何度か休憩を入れながら、坂道などにも泣かされつつ、時間をかけて進みます。

やっと最後の曲がり角。この角を曲がって真っ正面にあるはずの宿。
これが外れていたら、もうアウト。野垂れ死に確定です。
もうそこから宿探しなど出来るわけもありません。
最後の角を、目を瞑りながら、恐る恐る曲がり、怖々と目を開けると・・・

DSC_1498.jpg

よかった・・・。サイトの写真とストリートビューと同じ光景がそこに。
やっと辿り着いた・・・。もうとにかく休みたい。やっと休める。
そう思いながら、宿の門に到着。

早くチェックインしたい。そう思いながらブザー的な物を探すも、見当たらず。
え?なにこれ、どうやって呼べばいいの?

「こんにちはー」・・・反応無し。

「すみませーん」・・・反応無し。

「お願いしまーす」・・・反応無し。


・・・まだあるのか。
まだ続くのかこの苦行は・・・。
もうホントに勘弁して欲しい。

へたり込んで門にもたれながら座り込み、
ゼーゼーハーハー言いながら、もうここで寝たろか、なんて思いながら、
どうにもならない状況に、ただ呆然と座り込むのみ。

しばらくすると、一番手前のドアから、一人の若い女性が出てきました。
こちらを見て目が合うと、ニコッと軽く微笑みます。
あぁ、やっとか。やっとチェックインできる。やっと現れた。
「こんにちは。」

バタン。と扉を閉め部屋に戻り、ガチャッ、ガチャッと窓の鍵を閉める音。

え?なにこれ。

なんだかその女性、部屋に戻ってしまいました。

いやいやいやいや、状況わかるでしょこれ。
例えこの民宿の人じゃなくても、例えここの宿泊客だったとしても、
普通、取り次いでくれないか?

「すみませーーーーん!!!」

奥からは、サッカーの音声が聞こえてきます。
どうやらそんなこんなして辿り着く内に、
フランスvsホンジュラスが始まってしまってた模様です。

どうなってるんだここは・・・。

どうでもいい、とにかく早く休みたい。マジで死ぬ・・・。

意識が薄れようとした時、またさっきの女性が出てきました。
もうチャンスは逃せないので、英語も全く通じませんが、
とにかくホストを呼んでくれる様に頼みます。
最初はまたスルーされそうでしたが、とにかく頼むと、
奥まで行って、なにかを何度か叫んでくれました。
その後戻ってきて目配せをしてきて、そのまま部屋に戻ってしまいました。

ほどなく奥の部屋からメチャメチャ機嫌の悪そうな親父が出てきて、
門の方に向かってきたので、とにかく呼びつけて、
プリントアウトした予約確認書を渡すと、やっとこさ門を開けてくれました。
何か話そうとすると「あー、英語アレだから。」みたいな反応で、
とにかく部屋のドアを開け、鍵を渡され、じゃ。という対応。

全然構いません。ありがてぇ、ありがてぇ。マジ涙出る。

ようやくチェックイン完了。

よーし、寝込むぞぉ~。(白目)

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